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痴漢電車

第17章 番外編 町田百合



アナウンス「間もなく電車がまいります
白線の内側に下がって」

尚輝「…」


翌日から尚輝は痴漢の犯人探しを始めた
体格や髪型、持っていた鞄など
全部、頭に入っている
だけど…


尚輝「あの人、いや、違うか…」


それらしい人や似てる人は何人か見たが
この人だって確信出来る人は
一人もいなかった


尚輝「…そろそろ行かないと…」


そんな日が
何週間か続いた時
尚輝は電車内である人物を見つけた

それは…


尚輝「あれは…」

亘「…」

尚輝「月島先生、だよな…」

亘「…」


月島亘だった
だけどこの電車は学校とは真逆
なのに何故、亘がこの電車に乗るのか
謎だった


尚輝「ヤバい、急がないと…」

亘「…」


亘の事は気になったが学校に遅刻する為
尚輝は急いで移動し学校方向の
電車に飛び乗った


尚輝「…」


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