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既成事実作ってやるよ

第2章 運命へのカウントダウン9

ーバタンー

ドアが閉まる音で目が覚めた


遮光カーテンの隙間からわずかな光


「どんだけ寝れば満足するんだ?」


目の前には燕さん。


『今何時ですか?』


「もう昼の12時過ぎてるぞ」


昼の12時過ぎ!!!


『会社に電話!!』


テーブルにある鞄からスマホを取り出した


「つぐみの会社は土日も仕事なのか?」


『今日って何曜日ですか?』


「土曜日だ」


色んなことがありすぎて曜日感覚すらもなかった

土曜日なら会社に電話しなくて良いんだ

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