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既成事実作ってやるよ

第2章 運命へのカウントダウン9

「どのブランドの服が良いんだ?」


『ブランドの服なんて着ないですよ』


こんなあたしみたいな女が容姿端麗な燕さんの横に居るのが申し訳ない

燕さんだって、傷だらけの女を連れて歩くなんて恥ずかしいだろうし


服を手短に選んでこのお店を出よう。


『このお店!いつもここで買ってる!』

2日分の服を選んで、適当に買い物かごに入れた


「急いでないからゆっくり選べよ」


『あたし買い物は早い方なんです!』


お会計に足を進めると燕さんが一緒についてきた

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