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胡桃のエッチな恋愛事情

第50章 椎名佳祐の帰国②

佳祐の部屋は個室だった。

全身が震え

扉を開けることを躊躇う。


この扉の向こうには佳祐がいる。


仕事で使うノートパソコンを渡すだけ。


それ以上は何もない。


何かあってはいけない。


足がすくみ扉に掛けた手が震える。


愛しているのは斗真専務だけ。

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