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胡桃のエッチな恋愛事情

第50章 椎名佳祐の帰国②

洋館に足を踏み入れると

クラシックが流れていて

高級そうな調度品が品よく飾られていた。


リゾートホテル?


そう語るには恐れ多い。


美術館のような……


迎賓館のような……


とにかく私には一生無縁だという所に

連れられてきてしまったようだ。


フロントと思われる所に

姿勢よく立っている女性に

平井社長は声を掛ける。

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