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胡桃のエッチな恋愛事情

第1章 椎名佳祐との情事

部署は違っても同期なのに……

2年以上同じ会社で働いてるのに……

名前すら覚えられていない。


椎名くんの掌が

私の胸を円を描くように撫でる。


声と態度は怖く冷たい反面

私の胸を撫でる手付きは

壊れ物を扱うように

とても優しかった。


「胡桃……」


椎名くんの顔が

私の顔に近付き

咄嗟に目を閉じると

唇が重なった。

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