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胡桃のエッチな恋愛事情

第23章 同窓会での情事②

橋本先生は壁の一点だけを見つめる。


そして橋本先生の頬にも涙が伝う。


「あの日……佐伯を好きになった……」


橋本先生はフローリングの上に崩れ落ちた。


「悩んだよ……忘れようと何度も自分に
言い聞かせた。でも、ほぼ毎日佐伯と
顔合わせてたしな」

「ぅん……」

「忘れるどころか会う度に惹かれていった。
それで佐伯の卒業を待って告白しようと
思ってたんだ」

「先生………」

「その矢先に麻衣子が現れて……」

「先生……もういいよ。ありがとう……
私も先生のこと……好きだった……」

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