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胡桃のエッチな恋愛事情

第34章 ホテルの一室での情事①

「誤解しないでくれよ。佐伯さんを着替え
させたのはルームサービスの女性だから」


斗真専務は少し焦り気味で顔を赤くした。


「ありがとうございます……」

「いえいえ。もう少し横になっていなさい」


「専務……忘年会には行かれないんですか?」

「俺が居ると皆が気を使うからな。
それに……」


斗真専務のその言葉の先に淡い期待を持つ。


「俺も気を使いたくないし」


そ……そうだよね。


私は何を期待していたんだろう。

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