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胡桃のエッチな恋愛事情

第38章 佳祐と斗真の事情

「胡桃に好きな男……大切にしたいと
思える男が現れるまで胡桃のことよろしく
お願いします」


佳祐はその場で一礼した。


「………ダメだ」

「え?」


「俺が佐伯さん……胡桃に惚れてしまったから
誰にも渡さん」

「専務……」

「お礼を言うのは俺の方だよ。
まさか一回りも年下の女の子に……」


電話口で斗真専務が照れているのが

佳祐に伝わってくる。


「では改めて専務。胡桃のことを本当に……
本当よろしくお願いします」

「自分の為にも胡桃の為にも歯食いしばって
頑張ってこい」

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