
~羞恥学園~
第5章 初日
先輩達に白濁液を掛けられて、もう一度体を洗ってお風呂を出て部屋に戻った。
「遅かったな?何かあった…?」
「何もないよ……お風呂って温泉なんだね…」
「あぁ。あんまりホームシックひどかったら親に一回電話させてもらえば?親ならすぐ携帯の使用許可許可おりるだろ」
笠原君…私のこと心配してくれてる?
「…うん……心配してくれてありがとね…」
「別に…心配してるわけじゃなくて、同じ部屋で泣かれるとうるさいからな…」
笠原君が相部屋だった事だけが唯一の救いだ。
次の日の朝。
私はお母さんに電話をしたけれど、昨日のことを言えるわけがなくて…結局今日から高校生活をスタートさせることになってしまった。
