
~羞恥学園~
第7章 ゲーム
お昼休み。
干していたズボンとパンツを確認しに行くけど、まだ乾いていない。
「心結のもまだ乾いていないんだ?全く参るよな…授業中下半身丸出しとか授業に集中全く出来ないし」
相良君も私と同様にズボンとパンツが乾くまで何も履くことが出来なかった。
「おい、そこの変態2人!昼休みだし、ゲームしようぜ」
そう言って来たのは近藤君と金澤君と赤山君の三人だった。
三人ともクラスの中でも少し柄が悪いイメージ。
ましてや近藤君がこんな事を言ってくるのに、嫌な予感しかしなかった。
近藤君は私と相良君の肩を両腕で掛けた。
「え…いや…俺は……その…」
「あ?折角俺達が誘ってやってんのにやらねぇの?」
「や、やります…」
相良君も恐がっているみたいで、私達はそこから逃げ出す事が出来なかった。
「佐倉も、女子だからって仲間外れにはしないでやるからな」
「……」
嫌だなぁ…何が始まるんだろ…
