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イチャコラミックス

第1章 あの時の二人(次朗×ミカ)

窓を覆う薄いカーテンからは
夕方の光が柔らかに漏れ、
並んだ写真立ての影を映し出していた。

私は改めて、その一つ一つを見た。

懐かしい顔、知らない顔、
過去の自分、
その横で変わらない姿で微笑む次朗君。

「懐かしい?
良かったらアルバムもあるよ」

「見たい!
…でも また今度」

思い出にはいつでも浸れる。

私は次朗君と向き合った。
私を見つめる彼の表情は
疲れている感じがした。

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