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デスルール

第3章 一人の犠牲.新たな出会い

『はぁ…はぁ…だ、大丈夫?依子ちゃん…』
二人は、なんとか陸地に出る事が出来た
ここは、プールのようだ
『葉月さん…おいて来ちゃったね…』
依子も哲也もその後ろめたさからかプールを覗こうとは、しない
『そうだ…さっきの紙…』
哲也は、葉月から渡された紙を広げてみた
それは、紙では、なく写真だった
葉月さんと仲が良さそうな奥さんに二人の間に立つ幸せそうな笑顔の女の子
『葉月さん…家族いたんだね…あたしとは、違うにー』
『うん…僕も家族いないから…』

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