COLOR’S~殺したのは私~
第10章 一茶VS琥珀(ISSA SIDE)②
互いの家から離れた待ち合わせ場所に息を切らしながら現れたのは、長い髪をお団子にしている浴衣姿の琥珀だった。
「ハァ……ハァ……お待たせ。ごめんね」
「時間通りだし謝るなよ」
浴衣姿だけでも色っぽいのに小走りで来たせいか髪が少し乱れていて後れ毛が更に色っぽさを増長させていた。
琥珀本人は淫らな自分に当然ながら気付いていない。
「喉渇いただろ?」
待ち合わせ場所の傍らにある自動販売機でペットボトルのコーラを買い琥珀に渡した。
「ハァ……ハァ……お待たせ。ごめんね」
「時間通りだし謝るなよ」
浴衣姿だけでも色っぽいのに小走りで来たせいか髪が少し乱れていて後れ毛が更に色っぽさを増長させていた。
琥珀本人は淫らな自分に当然ながら気付いていない。
「喉渇いただろ?」
待ち合わせ場所の傍らにある自動販売機でペットボトルのコーラを買い琥珀に渡した。