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神奈川県厚木市中町厚木公園で8月1日夜
頭を鈍器で殴られた状態で死亡している男性の変死体とみられています。

発表によると8月2日午前6時5分頃
同厚木公園内で犬の散歩をしていた主婦の
携帯電話から「男性が倒れている」と110番通報があったということです。

これを受けて神奈川県警厚木署の警察官らが現場に駆けつけたところ、男性が頭部から血を流した状態で死亡しているのが見つかりました。

亡くなったのは、厚木市戸室4丁目に住む職業会社員・青島一茶さん(27)

青島一茶さんは、会社員の父親と専業主婦の母親との三人暮らしをしていたということです。

青島一茶さんは公園の滑り台の横にうつ伏せの状態で倒れており、警察官らが駆けつけた際に凶器は無かったということでした。

警察に対し第一発見者の厚木公園近くのマンションに住む主婦は「今朝6時頃に、公園で犬の散歩をしていたら頭から血を流した男性が倒れていた」などと説明。

遺体の着衣であるＴシャツの裾は伸びきっていて、また防御痕がないことや頭部を鈍器のような物で数回に渡り殴られ殺害されていることなどから、犯人に背を向け油断しているところを襲われた可能性が高いとみられています。また顔見知りの犯行の可能性も指摘されています。

死亡推定時刻は主婦が遺体を発見した7～8時間前とのことで、同日付に行われた花火大会後に殺害されたとみられている模様。

また花火大会では青島一茶さんを見掛けたという知人が数人存在しており少なくともこの時点では生存が確認されています。

警察は殺人事件として、遺体を司法解剖して死因を調べるとともに、交友関係を調べて何らかのトラブルを抱えていなかったかどうかなど、犯人の特定に向けて捜査を進めています。