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COLOR’S~殺したのは私~

第16章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)③

「ちょッ……じょ……冗談に決まってる
だろ……」
「私は本気だよ」

碧海は窓ガラスに寄り掛かると右手を胸へ左手を内腿に添えた。

「一茶……見ててね」

碧海の手が動き出す。

右手が胸を撫で回すと内腿に添えた左手は上昇していき黒い茂みの奥まで辿り着いたことが窺える。

それは俺が定期的に目にする碧海の姿そのものだった。

「んッ……」

俺の部屋までは届くことがない碧海の吐息と淫らな表情に俺の下半身は燃えたぎる。

勿体無くて目なんて反らせない。

瞬きすることすら勿体無く感じる。

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