
COLOR’S~殺したのは私~
第16章 一茶VS碧海(ISSA SIDE)③
「碧海……好きだよ。一生大切にするから」
「私も一茶が好き……一生一茶だけだからね」
あの碧海が俺に骨抜きにされた。
俺の専売特許となってしまった「一生大切にする」も、さらりと言って退けてしまった。
しかし嘘ではない。
俺は三姉妹を一生愛する。
冷静になると、碧海の母親に俺らの如何わしい声が聞こえていなかったか心配になってきた。
「おばさんに聞こえちゃったかな」
碧海は顔を上げると「どうかな」と口にして顔を赤らめ微笑んだ。
その仕草が朱夏にも琥珀にも劣らないほど可愛かった。
「お母さんの様子見てこようか?」
「ダメ。まだ俺の腕の中に居ろよ」
離したくない。
碧海を抱き寄せ唇を重ねた。
俺の三姉妹への愛情はこれからも平等である。
「私も一茶が好き……一生一茶だけだからね」
あの碧海が俺に骨抜きにされた。
俺の専売特許となってしまった「一生大切にする」も、さらりと言って退けてしまった。
しかし嘘ではない。
俺は三姉妹を一生愛する。
冷静になると、碧海の母親に俺らの如何わしい声が聞こえていなかったか心配になってきた。
「おばさんに聞こえちゃったかな」
碧海は顔を上げると「どうかな」と口にして顔を赤らめ微笑んだ。
その仕草が朱夏にも琥珀にも劣らないほど可愛かった。
「お母さんの様子見てこようか?」
「ダメ。まだ俺の腕の中に居ろよ」
離したくない。
碧海を抱き寄せ唇を重ねた。
俺の三姉妹への愛情はこれからも平等である。
