COLOR’S~殺したのは私~
第4章 一茶VS朱夏(ISSA SIDE)①
「三姉妹の自宅に電話して、電話に出た子が
一茶のカモになるってことだろ。な?悟史」
「哲也く~ん、よく出来ました~」
なるほど……そういうことか。
それならば俺も悩む必要が無いってわけか。
実際にこのままだといつまでも決まらずにいた。
「子機持ってくる」
子機には白石家の電話番号が登録されている。
ふざけあって沈静されていた興奮や欲情といった思いが再び俺の胸を締め付ける。
子機を手に取りダイヤルする。
呼び出し音が鳴る。
「誰かな、誰かな」
「母ちゃんが出ちゃったりして」
「オヤジよりいいだろ」
再びふざけあいながら興奮状態を沈静化させるよう努める。
『もしもし?』
電話に出たのは鼻声の朱夏だった。
一茶のカモになるってことだろ。な?悟史」
「哲也く~ん、よく出来ました~」
なるほど……そういうことか。
それならば俺も悩む必要が無いってわけか。
実際にこのままだといつまでも決まらずにいた。
「子機持ってくる」
子機には白石家の電話番号が登録されている。
ふざけあって沈静されていた興奮や欲情といった思いが再び俺の胸を締め付ける。
子機を手に取りダイヤルする。
呼び出し音が鳴る。
「誰かな、誰かな」
「母ちゃんが出ちゃったりして」
「オヤジよりいいだろ」
再びふざけあいながら興奮状態を沈静化させるよう努める。
『もしもし?』
電話に出たのは鼻声の朱夏だった。