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「絶対に琥珀です！琥珀しか考えられません！」

朱夏はかなりヒートアップしていた。

「根拠ってほどのことじゃないわね。
単なる感情論」
「でも……今言った通り、琥珀は私を
不倫という罠に陥れたんですよ！一茶を
独占したいが為に！」
「しかしあなたはその罠にハマって不倫を
受け入れたんだから、白石琥珀にとっては
してやったりじゃない。青島一茶を殺害する
必要もないでしょ」
「それでも琥珀は一茶に相手にされるどころか
避けられていたんです！そして頭に来て
殺したんです！」