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COLOR’S~殺したのは私~

第41章 厚木警察署 第一取調室~白石碧海取り調べ~

「あんな手際の悪い殺人を犯すのは
朱夏と琥珀どちらともいえますね。
あ……でも、あえて私が手際の悪さを装い
一茶を殺した可能性もあると思ってます?」
「どうかしらね」

やっとの思いで言葉を発することが出来た峰尾警部補に対し、碧海は余裕綽々だった。

「私の回りを徹底的に調べて頂いても
構いません。仮に一茶を殺していたとしても
ドジは踏んでいませんから」

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