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COLOR’S~殺したのは私~

第54章 碧海VS一茶(AOMI SIDE)⑧

私も一度だけ新潟に足を運んだ。

一茶が住む203号室の隣に住んでいたのは、陣内涼介という浪人生だった。

204号室の簡易的な郵便受けには、進学塾からのお知らせが何通も入っていた。

肝心な琥珀の様子を見張った。

14時30分になると買い物に出ていき、16時30分になると帰ってくるペースは、数日間に渡り見張った結果ほぼ狂いはなかった。

たかが買い物で二時間とはどれだけ鈍臭いんだよ。

まぁ、その方がこっちは好都合だけど。

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