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COLOR’S~殺したのは私~

第57章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑨

海老名のアパートに帰宅すると部屋の灯りが点いていた。

一茶が来ている。

「ただいま。遅くなっちゃった」

一茶からの返答が無く部屋を覗くと、ベッドで眠っていた。

「一茶?寝たフリ?」

反応が無い。

本当に眠っているようで寝息を立てている。

眠っている一茶にキスをした。

一茶は目覚めたのか、はたまた寝ぼけてなのか、仰向けで寝ているまま私の身体に手を回した。

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