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COLOR’S~殺したのは私~

第57章 朱夏VS一茶(SHUKA SIDE)⑨

「期間限定で……付き合って……いました……」
「琥珀と二股掛けてたの?」
「そういうことに……なります……」

一茶がそんな器用なことを……

勿論のこと隠していた事実は腹立たしい。

しかしそれ以上に驚きだった。

不器用な一茶が二股って……

まさか……

これも碧海の仕業か?

「碧海に紹介されたとかじゃないよね?」
「碧海?碧海とは連絡すら取ってないよ」

一茶の意思で二股を掛けていたということか。

「沙羅ことは何とも思ってない!朱夏!頼む!
俺を信じてくれ!この通りだ!」

一茶はベッドで土下座をすると懸命に訴え謝った。

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