
COLOR’S~殺したのは私~
第58章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑩
「夕方電話するから。準備しておいて」
一戦を終えると着替えながら裸でくたばっている涼介に声を掛ける。
頭脳はそこそこでも体力が乏しい。
大学受験には体力も必要不可欠だ。
こりゃ来年も浪人か。
「おはようございます」
昼過ぎの出社だが許される。
私は社長を手玉に取った。
新潟に一年間滞在していた私は社長の厚意により休職扱いだった。
一年前、いざ出社してみると社長に掌返しをされ、退職扱いになっていた。
だから……社長にこの身体を提供した。
すると社長は私をあっさり受け入れてくれた。
こんな身体は惜しくはない。
自分の身は自分で守る。
一戦を終えると着替えながら裸でくたばっている涼介に声を掛ける。
頭脳はそこそこでも体力が乏しい。
大学受験には体力も必要不可欠だ。
こりゃ来年も浪人か。
「おはようございます」
昼過ぎの出社だが許される。
私は社長を手玉に取った。
新潟に一年間滞在していた私は社長の厚意により休職扱いだった。
一年前、いざ出社してみると社長に掌返しをされ、退職扱いになっていた。
だから……社長にこの身体を提供した。
すると社長は私をあっさり受け入れてくれた。
こんな身体は惜しくはない。
自分の身は自分で守る。
