
COLOR’S~殺したのは私~
第64章 琥珀VS一茶(KOHAKU SIDE)⑪
『沙羅さんが私にした盗撮行為は迷惑防止条例違反で一年以下の懲役又は百万円以下の罰金。それと脅しによる恐喝罪は十年以下の懲役。私が訴えれば沙羅さんは犯罪者』
携帯電話を持つ手が震え落としそうになった。
犯罪者……
私が犯罪者……
「わ……私は……そ……そんなつもりじゃ……」
『じゃ、どういうつもりですか?犯罪者さん』
声まで震え出していた。
「そ……そっちが……脅して……バ……バラすよ……ど……動画……」
『構いませんよ。その相手とは別れましたから。その相手の奥様にもお許しを頂きましたので』
「う……嘘だ……こ……この不倫女が!」
震えが……止まらない……
『だったら得意の盗撮でもしてみたらどうですか?これから一茶とデートなので』
「ちょッ……ま……待って……」
『じゃ、サヨナラ。沙羅さん……じゃなくて琥珀』
携帯電話を持つ手が震え落としそうになった。
犯罪者……
私が犯罪者……
「わ……私は……そ……そんなつもりじゃ……」
『じゃ、どういうつもりですか?犯罪者さん』
声まで震え出していた。
「そ……そっちが……脅して……バ……バラすよ……ど……動画……」
『構いませんよ。その相手とは別れましたから。その相手の奥様にもお許しを頂きましたので』
「う……嘘だ……こ……この不倫女が!」
震えが……止まらない……
『だったら得意の盗撮でもしてみたらどうですか?これから一茶とデートなので』
「ちょッ……ま……待って……」
『じゃ、サヨナラ。沙羅さん……じゃなくて琥珀』
