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「碧海……私ねホッとしてるの」
「私と哲也が結婚したから？」

残念。

一茶の想いがどうであれ最終的に選ばれたのは私。

エメラルドのリングだって情けであげたのに。

もう一番なんて要らないの。

私には最愛の哲也が居るから。

「そうじゃなくて……一茶が死んじゃったこと」
「え……」
「余計な心配もしなくて済むし……一茶を好きすぎて苦しかったから……碧海……」
「ん？」