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真知子からの招待状

第8章 二階堂真知子という女②

「どうしてニンジンとピーマン嫌いなの?」

「俺が生きていく上で必要が無いから」


時には答えになっていない場合もあるが

それはそれで面白かった。


「そろそろチェックインの時間だ」


いよいよ憧れのホテルに

足を踏み入れるホテルの前に停車すると

ドアマンが助手席のドアを開け

平井直也は運転席から降り

スポーツカーのキーをそのドアマンに渡す。

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