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真知子からの招待状

第9章 二階堂真知子という女③

昨夜の枕投げも楽しかったけど

とにかく疲れたし

天蓋付きベッドで寝れなかったことが

悔やまれる。


「真知子は好きな人いないのか?」


平井直也がワイングラス片手に

天蓋付きベッドの脇のソファーで

くつろいでいる。


私はといえば

今夜は絶対に天蓋付きベッドで寝るという

目的を果たすため

そこを離れない。

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