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真知子からの招待状

第10章 二階堂真知子という女④

「真知子ちゃん、正気か?」


私が買収したい旨を伝えると

社長はベッドから落ちそうになって

しまいそうなくらい

驚きを身体で表現した。


「確実に値は暴落する。悪いことは言わない。
それまで待った方がいい」

「待てません」


他の人の手に渡ってしまう前に

買収しなければ。


この社長に私が描いていた

未来予想図を熱弁した。

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