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真知子からの招待状

第14章 家政婦 長谷川詩織①

兄弟を寝かしつけたところで

御主人が帰宅する。


「本日からお世話になっております
長谷川詩織と申します」

「そうですか」


愛想が無い御主人。


「奥様はお出掛けになっています」

「そう……」

「お子様たちを放ってですよ」

「いつものことですから」


母親が母親なら父親も父親だ。

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