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真知子からの招待状

第14章 家政婦 長谷川詩織①

「お子様たち、ぐっすり寝ておられます。
寝顔を見てあげてもらえませんか?」

「そうですね」


子供部屋で御主人は

眠っている兄弟たちの頭を優しく撫で

「ごめん」と呟いた。


その様子をしばらく眺め

この父親なら親子関係を取り戻せると思った。

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