テキストサイズ

真知子からの招待状

第16章 深田(現:笹本)千夏

真知子の家はどこかの会社の独身寮だった。


管理人室を覗くと

年寄りの男性が新聞を読んでいた。


真知子の父親かな?


「すみません。真知子ちゃんの
友達なんですけど」

「真知子ちゃん?誰のことかな?」


真知子の父親じゃないの?


「ここに住んでるはずなんですけど」

「ん……あぁ!私の前の管理人じゃ
ないかね?」

「前の?」

「二階堂さんのことじゃないのかね?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ