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真知子からの招待状

第21章 本條斗真の決断②

「胡桃を予約した一日を、僕に譲っては
頂けないでしょうか」

「斗真専務らしくないですよ。
頭を上げてください」

「お願いします」

「………分かりました。俺が予約した
最終日をお譲りしましょう。その頃に胡桃が
俺の女になっていたとしても異存が無いなら」

「ありがとうございます」


胡桃……


遅くなるが待っていてくれ。


必ず迎えに行く。

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