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真知子からの招待状

第30章 ハンター松岡千鶴③

昼休み

使われていない応接室で

太一と一緒に

私の手作り弁当を食べることが

恒例になっている。


いつもの調子で私が時間をずらし

応接室に行くと太一は愛妻弁当を食べていた。


私は二人用の弁当を

テーブルの上に無造作に置いた。


「ごめん……妻が作ってくれたんだ」

「そう……」

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