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真知子からの招待状

第32章 進藤智之

「クソがッ!」


ことごとく仕事が上手くいかない。


従業員の誰かが作為的に

俺の邪魔をしているようにも感じるが

証拠がない。


まぁいい。


表向きは儲けが無くても手段は取ってある。


若林真奈美との婚約もそのひとつだ。


高い会費を払ってでも

お見合いパーティーに参加した甲斐が

あるってもんだ。


資産ウン十億円が俺のモノになる。


じゃなきゃあんなブスと俺が

結婚するわけないだろ。

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