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真知子からの招待状

第35章 平井直也の決断②

「そうですか」


それだけか?


胡桃が俺の女になったと言っているんだぞ。


「胡桃は俺から離れないと言っている」

「平井さん、話は後程ゆっくりお伺いします。
僕には5時間という決められた時間しか
与えられていないので」

「そうでしたね。お喋りが過ぎました」


くそッ!


「あ……それと、これからは斗真専務
ではなく斗真社長とお呼びください。
では、失礼します」

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