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真知子からの招待状

第41章 平井直也の決断④

記憶を失い本條斗真を思い出せない

胡桃にしてみれば

単なる世間話に聞こえるかもな。


しかしだ。


本條斗真が他でも女を抱いていると

分からせることが大事なんだ。


『あらッ……聞いてしまいました?』


真知子の様子がいつもと違う。


「随分と色っぽい声だったな」

『でしょうね』


真知子はクスッと笑った。

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