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真知子からの招待状

第42章 佐伯胡桃の想い④

「そうよ。じゃあ私は歌舞伎町にでも行って
LPH RESORTの人材発掘してくるわね」


「ちょッ……理佳さん!」


理佳さんは呆気なく

歌舞伎町の方へ歩いていってしまった。


カフェに入り辺りを見回す。


「胡桃!おーい!胡桃!」


オープンテラスの方から

私の名を呼ぶ懐かしい男性の声。


振り向かなくても分かる。


佳祐だ。

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