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真知子からの招待状

第43章 平井直也の決断⑤

ひとり中華料理屋を後にし

社長室へと戻った。


椎名理佳が個室に突如現れ

ホッとした自分がいた。


脳裏から真知子の言葉が離れない。


真相を知りたく真知子に電話をする。


『お客様のお掛けになった電話番号は
現在使われておりません。もう一度
番号をお確かめ……』


「クソがッ!!!」


携帯電話を壁に向かい投げつけた。


真知子の野郎……


俺を見限ったのか?

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