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真知子からの招待状

第46章 本條斗真の決断⑤

真知子が俺の腕の中で扉の方へ振り返ると

平井直也は目を見開き

これ以上ないくらいの驚きの表情を見せた。


真知子だと気付いた様子が窺える。


言葉にならない口をパクパクとさせている。


胡桃は俺から目を反らし

肩を震わせながら俯いていた。


「これから斗真と愛し合うのよ。
出ていってくださらない?ね?斗真……」


真知子が俺に唇を重ねた。

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