テキストサイズ

真知子からの招待状

第48章 平井直也の決断⑦

俺には胡桃が居る。


昔の真知子に戻ったからといって

今更なんだっていうんだ。


胡桃は本條斗真ではなく俺を選び

結婚してもいいとまで言ってくれたんだ。


何を迷うことがある。


競歩のような足取りでホテルへ向かい

夢中で胡桃を抱いた。


しかし脳裏に焼き付いてしまった

真知子の裸体が頭から離れない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ