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真知子からの招待状

第49章 LPH支配人代行 松岡千鶴①

お願い……これが最後の質問。


「好きな人は……」


言いかけた私の口を斗真が唇で塞いだ。


「好きな人もいませんよ」


多分……斗真には好きな人がいる。


でも私の方に振り向かせてみせる。


こんなに素敵な男性は二度と現れない。


絶対に私が斗真の恋人になる。



斗真との短いキスだけで

身体中が火照り汗をかいてしまった。


緊張もしている。

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