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「千鶴の辛かった思い出がぶっ飛ぶくらい
俺が幸せにするよ」

「ぅん……」

「プロポーズなんだけど……一応」

「え？」


斗真の顔を見上げると

真剣な眼差しをしていた。


「千鶴を離したくないんだ。俺は待たないよ。
もう後悔したくないんだ」


胡桃を待っていたが為に

後悔することになってしまったと

いうことか。


斗真が私に想いがあるうちに……