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真知子からの招待状

第52章 ある男の呟き

翌朝の羽田空港。


千鶴と沖縄へと向かう。


発着までまだ時間がある。


「ちょっと電話してくる」


あいつに連絡しなければ。


「私も社長に連絡してくるね」


千鶴は退職届を社長室に置いてきたらしい。


俺は表に出てあいつに電話をする。


「おはよう。朝早くからごめん」

『大丈夫、起きてたよ』

「実は俺に急展開があってさー」

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