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真知子からの招待状

第53章 佐伯胡桃の想い⑦

私の存在が誰かを傷付けてしまう。


それならいっそのこと……


開き直ってしまおうか。


時には傷付け

時には傷を負いながら

好きなこと……

好きな人の胸に飛び込んでもいいのかな。


臆病すぎた。


それに今の私は

失うものなんて何も無い。


怖いものなんて何も無い。

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