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真知子からの招待状

第60章 直也から真知子への招待状

しかし俺はそれ以上の過ちを犯し

両親を心配させてしまった。


服役して分かったこと。


トップなど何の意味も無い。


塀の中では全ての者が平等である。


中にはシャバでの自慢話をする輩もいたが

情けなく哀れに思い

鏡に写し出された自分を見ているようだった。


真知子の両親に手紙を書き

俺の思いの丈を全て打ち明けた。

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