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ジッパー様

第16章 刺激を求めて

「ハルカちゃんの太もも、すべすべやなぁ。色白やし、綺麗な足してる」


 突然、セイヤさんが耳元で話しかけてきた。


「僕な、足フェチなんやけど……ハルカちゃんの足の指舐めさせてもらってもええ?」

「えっ……」


 セイヤさんは立ち上がると私の足元に跪いた。そして私の返事も聞かずにブーツを脱がし始めた。


「いやっ……そんなの……汚いっ……」


 拒否してもやめてくれず、素足になった足の裏の匂いを嗅がれた。


「……やっ……」

「思った通り、ええ匂いや」


 そして何度も匂いを嗅いだあと、セイヤさんは私の足の指を躊躇なく口の中に入れた。


「……あっ……」


 セイヤさんの温かくて柔らかい舌が足の指を包み込む。ねっとりと指の間までねぶられて、背筋がゾクゾクした。


 

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