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腐男子恋愛日常~Remake Of Story~

第8章 ~始まる新しい日常~

「ぐッ…。」

真に切りつけられ、右腕を怪我した。

「あはは、もうすぐ…僕は、出血多量で死ぬ…だけど、アンタも道連れだあぁあああああッ!!」

真は、叫びながら包丁を俺に向けて突進して来る。

避けようとしたけど、右腕に痛みが走って一瞬動きを止めてしまう。

「死ねえええええッ!!」

「がはッ…。」

俺も歩同様に、お腹に包丁が刺さってその場に倒れる。

「あははははは、アハハハハハハハハハハ!!」

真は、俺が倒れたのを見て狂ったように高笑いをする。

「はははははははははは、ハハハハハハハハハハ、もう終わりだ!!
兄さんを刺して、研磨さんも刺した、僕ももうすぐ死ぬ、あはははははハハハハハ!!」

俺は、その高笑いを最後に意識を失った。

◇梶家2階・研磨の部屋◇

-研磨視点-

「ハッ…!」

……何だ、今の夢は…?

「……夢…?」

夢にしては、何だかリアルっていうか…。

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