僕のまーくん。
第17章 更に次のステップへ!?
A side
……えっっと……かずくん……
僕の聞き間違いじゃあ、ないよね?
かずくんが今僕の腕の中で言った
言葉を頭の中で繰り返す……
「まーくん……僕を今すぐ、まーくんだけの
ものにしてよ」
……どういう意味ですかぁ?!
「まーくん?」
「あっ!ハイッ!」
「ダメ?」
でたッ!出ました!
かずくんの伝家の宝刀!
小首をチョンッ。
はい、死んだぁ~一発でやられた。
可愛すぎるんだぁってぇ!それッ
「かずくん……それッて、さ……」
かずくんの柔らかい黒髪を撫でながら
思いきって聞いてみる。
「最後までってこと?」