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僕のまーくん。

第17章 更に次のステップへ!?



「うぇっ!!?……入れっ……?」




真っ赤になってるかずくん……


可愛いお口をパクパクして、
なんか言おうとしてるけど、


「えっ!違うの?」


僕が慌てて遮った。


「ごっ、ごめん!かずくん……
……てっきり、そういう意味かって……」


……ゴニョゴニョと小さくなる声。


じゃっ、じゃあ、かずくんの言う

「まーくんのものにしてよ」

って……


どういう意味なの!?


「まーくん、僕ね、ずっと僕の事
考えてて欲しいって思ったの……」



あっ!はい?!

そっち!そっちか!


「気持ち」ね!?

気持ちの問題ね………………はぁ……



ごめんなさい……かずくん。



この状況で、まーくんのものにしてよ
なんて言われたらさ……


やっぱ、ほら……ね?


エッチなほうだって思うじゃん?
ネットで調べた……色々な?



僕だって、健全な高校男子だし?



……あ、それを言うならかずくんもか。





…………いや、待てよ。


 かずくんは、なんかちょっと違う。


もしかしたら、本当の純粋無垢な……
「子羊ちゃん」なのかも……


女の子とやるような、感覚も
……知らないだろうし、さ。



僕も女の子は知らないけど……


ほら、知識はさ……ねぇ


ヤバイ!ヤバイって!



じゃあ、この子羊ちゃんに今の何て
言い訳しちゃう!?



……引いてるんじゃない?……











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